年1化の発生で、成虫は6~7月に出現します。卵は、卵塊として植物の葉裏に200~700個産み付けられ、尾房毛で覆われます。幼虫の経過齢数は、気温、食草などで異なり、11~17齢で終齢となります。幼虫は、越冬前までは群居性を持っていますが、終齢に近づくと分散し、この時期、毒針が最も発達しており、非常に危険な時期となります。蛹化は、木の幹の窪みや下草などで行われます。
ドクガの毒針毛は、幼虫、蛹、繭、成虫に持ちます(ただし、卵塊を覆っている尾房毛にも毒針が付着しています)。毒針毛に触れると、皮膚に痒みと発疹が生じ、激しい痒みを伴うじん麻疹様の皮膚炎(ドクガ皮膚炎)を起こすこともあります。場合によっては、頭痛や発熱を伴うこともあります。刺されると数時間後にピリピリとした感じと強い痒みを感じ、症状は2~3週間続きます。
多い被害として、ドクガが街灯に多数飛来し、その時に撒き散らされた体毛や鱗粉とともに、毒針毛が皮膚にすり込まれることによって起こることがあります。しばしば大発生することが知られ、過去に多数の被害を出したことがあります。
主に4~10月に被害が集中します!!!
卵は卵塊として葉の裏に300~800個ほど産み付けられ、白色毛で覆われ舞ます。幼虫は4齢ほどまでは糸を張って集団で生活をし、その後は分散します。越冬は、樹幹の割れ目や樹皮の隙間に潜りこんで蛹化し行います。 年2化あるいは3化とされていますが、年平均気温が約12℃以上の地域(関東中南部以南)で年3化になると言われています
ドクガなどのように、毒針毛を持っていないためヒトへの直接的な被害はありませんが、大発生すると樹木を丸坊主にすることがあります。特に、第2化の幼虫が現れる8~9月に最も被害が大きくなります。駆除は早期に行うことが好ましく、幼虫はクモの糸が絡んだような袋状の巣を作って集団で生活しており、また、葉の表皮部だけを残し食害するため葉が白く見え、これが発見のポイントになります。幼虫は6・8月頃に発生するので、この時期に確認し、対処してください。被害が広範囲にわたってしまった場合駆除が難しくなります。
ハクリ商事
〒924-0882
(本社)
石川県白山市八ツ矢町464-1
全社共通フリーダイヤル
0120-789-831
※お急ぎ・不在の場合、携帯までお電話下さい
090-4327-9587(天井・床下で作業している際、出られない場合がありますのでご了承ください)
定休日 日曜日(深夜帯はお電話に出られない場合があります。)
お問い合わせは上記共通
フリーダイヤルまでどうぞ!!
金沢営業所
河北営業所
小松営業所
七尾営業所